厚木市はこのほど、市内の企業・団体との連携を深め、SDGsの達成に向けた取り組みを推進するため、市独自の「あつぎSDGsパートナー」を設立した。7月26日から企業・団体・教育機関に向けて第1期となるパートナーの募集を行っている。9月25日(日)にアミューあつぎで開催されるSDGsフェスティバルで登録式が行われる予定。
あつぎSDGsパートナー制度は、市内の企業・団体・教育機関等を対象に、連携を深め、SDGsの達成や地域課題の解決に向けた取り組みを推進するために設立されたもの。登録団体には、登録証の交付をはじめ、市HPで取り組みを紹介、オリジナルロゴの使用などが可能となる。
登録条件は市内に事業所を有する企業・団体でSDGsに関連する取り組みを実施し、市とともに取り組みと普及啓発の意欲があること。担当する市企画政策課の梅落秀一課長は「SDGsに対する認識は広まってきていますが、市だけでは取り組みは深まらない。企業・団体・学校と連携し、取り組みを加速していきたい」と話す。
より多くの企業・団体に参加してもらいたいとの思いから、県のパートナー制度に比べて登録条件を低くしており、すでに企業からの申し込みも届いている。今後は企業連携の橋渡しをはじめ、産学官連携による取り組みも模索していく。
第1期の募集は8月24日(水)まで。申請書を市ホームページからダウンロードし、電子メールで(【メール】1100@city.atsugi.kanagawa .jp)に提出。問い合わせは同課【電話】046・225・2450
【SDGsとは】
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年の国連サミットで採択された、「今よりもっと良い未来をつくる」ための国際目標。「誰一人取り残さない」を誓い、17のゴールと169のターゲットから構成され、2030年までの達成を目指している。
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