神奈川県議会議員の佐藤知一氏(52)が10月17日、任期満了に伴う厚木市長選挙(2023年2月5日告示、同12日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。同選挙での出馬表明は佐藤氏が初めてとなる。
佐藤氏は2003年から2期4年間、厚木市議会議員を務め、2011年の神奈川県議会議員選挙で初当選した。現在3期目。
県議会では20年・21年度に新型コロナウイルス感染症対策特別委員会、現在は国際文化観光・スポーツ常任委員会に所属。現在は一人会派「厚木新世代の会」で活動している。19年の市長選挙に立候補し、現職の小林常良氏に敗れた。
本紙の取材に対して佐藤氏は、10月15日に開催された月例県政報告会で集まった支持者からの声を受け、立候補の意思を固めたという。当面は辞職はせず県議を続ける意向。
現在の小林市政に対しては「高く評価している」とし、県議として実績を残してきた公民連携、ICTを活用した自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、市外へのシティプロモーション強化を政策の柱に掲げる見通しで、20日に会見を行う予定。佐藤氏は「志を高く、自治体の在り方を意識し、これからの20年をしっかり考えていきたい」と、厚木市だけでなく県央エリアとしての長期ビジョンを示した世代交代を訴える。
佐藤氏は1970年厚木市生まれ。早稲田大学大学院修了。中町在住。
厚木市の2022年9月1日現在の有権者数は、男性96101人・女性90194人の合計18万6295人。
10月18日起稿
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