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乳がん治療後の乳房再建手術 医療レポートNo.40 「目指すのは心の安らぎ」 取材協力/東名厚木病院
10月は乳がん検診を呼び掛ける「ピンクリボン月間」。乳がんは女性で最も罹患率が高く、術後の「乳房再建」は乳がん治療において、大きな役割を担う。形成外科を持ち、術後の形態的再建に力を入れる社会医療法人社団三思会・東名厚木病院の形成外科・高梨遼診療科長に話を伺った。
「まだ乳房再建に関する情報が少なく、患者さんの選択肢に入っていない地域もあります」と高梨医師。乳房再建に関しては、2013年以降、自家組織やインプラントなど、様々なケースに保険適応が進んでおり再建への敷居も低くなっているという。
県がん診療連携指定病院でもある東名厚木病院では、乳房再建に関しても、形成外科と乳腺外科に専門医を置き、一次再建(乳がん手術と同時に再建)・二次再建(一定期間後の再建)に関わらず、大学病院等と変わらない水準の再建術に対応。同院では「特に遊離皮弁という、腹部の皮膚・脂肪を血管付きで採取し、顕微鏡を使って胸の血管と繋ぐ手術も行っているのが特徴」だという。高梨医師は「乳房再建は長期的には自家組織での再建が満足度が高いという報告もあります。手術後の精神的な安らぎとなれるよう、再建の情報を提供していきます。気軽にご相談ください」と話す。
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