市民団体「憲法を市政にいかし、すみよい厚木をつくる会」会長の豊雅昭氏(74)は12月26日、厚木市役所で記者会見を開き、任期満了に伴う厚木市長選挙(2月5日告示、同12日投開票)に無所属=日本共産党神奈川県央地区委員会推薦=での立候補を表明した。同選挙への立候補表明は、県議会議員の佐藤知一氏と山口貴裕氏、市議会議員の井上武氏に続き4人目となる。(12月28日起稿)
豊氏は1948年鹿児島県名瀬市生まれ。立命館大学卒。愛甲東在住。神奈川県の高校教諭として、厚木商業高等学校や厚木西高等学校などに勤務。退職後、市民活動を行い、現在は厚木の教育を考える会事務局長、雨岳民権の会会長も務める。厚木市長選挙への立候補は初めて。
会見で豊氏は「今、国民が痛めつけられている。もっと子どもにお金を使うべき。市の予算を見ても土木費が高い。市の財政力に見合った予算を福祉や暮らしや文化に使うべき」と立候補を決断したという。
また「誰もがどこに住んでいても当たり前の市民サービスを受けられる街。厚木らしい文化にも焦点をあてたい」と話し、政策として、小中学校の少人数学級30人以下での実施、給食の無償化などによる教育格差の是正。市民の住み良い道路の設置。公民館等のコミュニティ活用。厚木の文化の継承などを掲げ、「平和と福祉と文化の街としたい」と話した。
厚木市の12月1日現在の有権者数は男性96026人・女性90228人の計18万6254人。
市選挙管理委員会によると、厚木市長選挙に関しては、立候補を表明した4陣営以外にも、事前説明会に関する問い合わせが数件あるという。
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