厚木市下荻野にある子中保育園(大塚裕子園長)の「かがくのせんせいプロジェクト 4・5歳児の雑草調べと1歳児の光探究」の取り組みが、2022年度ソニー幼児教育支援プログラムで奨励園になり、5年連続の入選に輝いた。
これは「科学する心を育てる」ことへの各園の取り組みを大学教授らが審査するもの。全国の幼稚園や保育園、認定こども園から162件の応募があった。
同園が取り組んだプロジェクトは、専門知識を持つ地域の人から学ぶ授業。雑草調べは、大学院時代に植物分子生物学を研究していた高橋健太郎さん(林プロパン商会)が講師を務めた。
子どもたちは園庭などにある様々な雑草を採取し、種類や形を調べ違いには意味があることを学んだ。また、顕微鏡で茎の断面の細胞を観察するなど普段は見ることができないミクロの画像にも触れた。1歳児の光探究は、窓から差し込む光の変化や鏡を使った光の変化などを楽しく学んだ。
大塚園長は「地域には様々な分野に精通した人が多くいる。今後も様々な外部の方に協力をいただき、子どもたちの探究心を育んでいければ」と話している。
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