未来のプロボクシングスターの育成を目指す「ジュニア・チャンピオンズリーグ」の全国決勝が9月3日、東京都の後楽園ホールで開催され、厚木市にジムを置くT&Tボクシングスポーツジム(倉永丈雄代表)の所属選手3人がチャンピオンとなった。
日本プロボクシング協会ら実行委が主催。46階級ごと東・中・西日本、西部各地区大会優勝者でチャンピオンを決める。
U―12、42・5kg級で優勝したのは厚木市立北小の山口強輝さん(12)。左アッパーを武器とするインファイター。小1から競技を始め5年で才能が開花。初めて全国優勝を叶えた。
西部代表・丸山泰源選手をボディジャブの嵐で攻め、体勢が崩れた所をオーバーのストレートで決め、3-0の判定勝ちで勝利した。
下依知在住の甲斐龍斗さん(17)はU―18、アトム級を制した。体操競技仕込みの体感と眼力でどんな姿勢からも鋭い攻撃を仕掛ける。昨年に続き3回目の全国制覇となった。
今戦は西日本・浅野龍稀選手と対戦。開始早々の右ストレートが相手を捉えた。立て直そうとする相手に距離を詰め、2度目のスタンディングダウン。1R45秒の速さで勝利を決めた。
海老名市立海西中学2年生の里心汰さん(14)はU-15・60kg級に出場。ボクシング歴1年ながら「まだまだ成長中」という175cmの体格を武器に戦った。
相手は西日本代表・濱脇涼牙選手。相手が距離を詰めたところでカウンターを決め、ワンツーでスタンディングダウンを奪取。1R1分2秒で勝利を決めた。
いずれもプロを目指す3人。勝負メシに地元の「魂心家」のラーメンをあげる。倉永代表は「厚木から夢を叶えてほしい」と勝利を祝った。
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