県央地域のかながわSDGsパートナー同士の更なる交流を目指し神奈川県主催で「かながわSDGsパートナー地域会」が5月21日、オンラインで開催され、約40人が参加した。
当日は、関東学院大学法学部地域創生学科教授の牧瀬稔氏をファシリテーターに招き「県央エリアから変える!地域力×SDGs未来を切り開く」をテーマに開催。牧瀬教授による講演では、SDGsに企業が取り組むメリットについて解説。企業の活動を顧客が知ることで、企業やブランドの商品やサービスに抱く信頼や愛着心が高まり、継続購入などの思いが増すことなどを伝えた。その後、グループに分かれての意見交換会では、牧瀬ゼミの学生が各グループの進行役を務め、参加者は自社や取引先、そして地域におけるSDGsの理解度などについて意見を出し合った。参加者からは「社内でSDGsを浸透させるには中期短期の目標設定が大切」といった意見や「中小企業がSDGsの取組で、どう利益を生み出していくかが課題」など様々な声が上がった。
今後地域会では、今回寄せられた意見を踏まえ、二回目以降の開催時のテーマを設定。地域に根差した企業や県央地域に興味のある企業などが、地域特性や地域課題を話し合うほか、自社の事例発表や全国の先進事例を知る機会などもつくり、SDGsの更なる推進と各参加企業の成長につながる会をめざす方針。今年度、隔月での開催を予定。次回は7月16日(火)10時〜12時オンラインでの開催となる。
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