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厚木市文化会館の催しとして、久しぶりに演劇体験教室を開催します。詳細は後述の通りです。
長く続いたコロナ禍で、最も打撃を受けたのが体験系のワークショップでした。見知らぬ人たちを一室に集めて発声させる、接近させる時に接触もする。感染予防に最も遠い行為で成り立つものです。それでも演劇の灯を消してはいけない、ということで参加者を間引いたり、全員マスクをしたままで実施するとか苦肉の策で業界はしのいでいました。しかし表情というものは演技にとても大切なもので、それをマスクで覆い隠してしまっては効果は半減なのです。
ようやく思いっきり体験ができる時がやって来た。今回は全くの初心者大歓迎です。元気とやる気だけ持って来てくれれば大丈夫。
よくプロへの指導と、素人への指導は全く違うのですか?と質問を受けます。私の場合、その人の経験値によって説明の丁寧さに違いはありますが、基本的に言う事は同じです。むしろプロもアマも目指すところは同じじゃなくちゃいけないと考えています。日本のサッカーがその歴史に比して飛躍的に強くなったのは、子供から一流プロまで同じ意識を持つように指導しているからだと聞きます。逆に野球は長くアマとプロの間に垣根を作ってしまっていた。今は改革されたけど、プロが高校球児を指導できないというルールは馬鹿げたものでした。
ではプロもアマも等しく何を目指すのか。それは教室でお伝えしたいと思います。
演劇体験教室/8月25日(日)厚木市保健福祉センター、午前10時から午後1時。対象は18歳以上。先着20人。詳細は厚木市文化会館HP
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