本厚木駅前にある「中町花の公園」で緑化活動を行うグループ「ひだまり」が、6月に立ち上がった。公園の名前にふさわしいような花が彩る環境づくりに向け、1年を通して植栽などを行う予定だ。
ひだまりは、中込京子さん(65)が家族や知人らと結成。中込さん自身は愛川町に住んでいるが、隣接するホテル内に内科クリニックを開業した娘夫婦から「公園に花が咲いていなくて寂しい」と相談を受け、「じゃあ自分たちで花を植えよう」と一念発起。10人ほどが集まり、植栽などを通して公園の魅力アップに取り組むことにした。
市公園緑地課に問い合わせると、花の苗や植え付け用の肥料、土を提供してもらえた。6月17日に5・6人ほどでベゴニアやニチニチソウ、センニチコウ、ヒメイワダレソウ合わせて200株ほどを2カ所の花壇に植栽。赤や白、ピンクのかわいらしい花々が公園を彩った。
会のメンバーは「植え付けの際に地元自治会の方にお会いし、早朝にたばこの吸い殻などを清掃していると聞いた。地域に愛されている公園だと改めて感じた」という。中込さんも「行政の協力もあって公園緑化に取り組むことができてうれしい」と話し、「子どもから高齢の方まで、市民の憩いの場として気持ちよく利用してもらえたら」と期待を寄せた。
中込さんらは、秋ごろにも公園奥の花壇に植栽を行うという。
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|