ローソンLTF厚木毛利台店に勤務する神野美保さんが6月25日、特殊詐欺を未然に防止したとして厚木警察署の横田和道署長から感謝状を受け取った。
神野さんは5月7日、レジに訪れた厚木市在住の70代女性が30万円分の電子マネーを購入しようとしたことを不審に思い、声がけを行った。女性に理由を尋ねると「携帯電話に『アプリの未使用代金があるため支払いをするように』と連絡があった」というが「身に覚えはない」と話していることから、直ちに厚木署へ通報して被害を水際で食い止めた。
神野さんは「女性の財産を守ることにつながってうれしい」、横田署長は「勇気ある行動に感謝したい。これからも特殊詐欺防止にご協力いただけたら」と話した。
昨年の被害は11件
今回の特殊詐欺は、郵便、インターネットなどを利用して不特定多数の者に対し、架空のサイト利用料などの事実を口実とした料金を請求する「架空料金請求詐欺」と呼ばれるもの。厚木署生活安全第一課の担当者によると、2022年は3件、23年は11件、24年は6月末時点で1件の被害を認知しており、「不審に思ったらまずは相談を」と呼びかけている。
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