情熱や夢を
私が委員長をしている、あつぎミュージックフェスティバルでは、北口駅前ロータリーから文化会館方向へ歩いた角にある「花の公園」でのライブを定期化するという試みを市と協働でスタートさせました。文化芸能のチカラで街に活気と賑わいを創生したいと意気込んでいます。
こういう場合必ず問題になるのは、人が集まるトラブルの不安、近隣への騒音の心配。今回のチャレンジも当然、そのようなリスクを孕んでいます。対して最も安全なのは何もしないことです。そもそもそんなことしなくても誰も困りはしないのですから。
しかしあの公園を見渡して下されば、すぐ分ると思いますが、すでにステージと客席があります。ココは当初「いきものがかり」の影響で駅前に集っていた路上パフォーマーたちを、駅前から立ち退かせる代わりに、やんわりと誘導し移転させる予定の地であったのです。それが結局、その目的で使われることはなく、ただの空き地のようになっていました。そしてパフォーマーたちもどこかに去ってしまった。
騒音が消えて良かったという意見も理解します。でも一方で私たちは大切な物も失ったのではないかと感じるのです。それは消えたパフォーマーたちのなかに溢れていたであろう情熱や夢です。私たちは多少リスクを冒しても、我が町・厚木でそれらに触れていたいと思うのです。
試演ライブは、毎月第三土曜日に開催予定です。
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