愛川町は、少子化の影響により園児数の減少が顕著な町立田代保育園(田代)について、2027年3月31日に廃止する方向で検討に入った。廃止に向けた保育所条例の一部改正案を町ホームページで公開し、パブリック・コメントを募集している。
同園は1952年に開園し、70年以上にわたり運営を続けてきた。しかし少子化の影響もあり、現在の園児数は28人で5年前と比べて23人減少、入所希望者についても11人減少して7人にとどまっていた。
町では、今後も園児数の減少が避けられないと判断し、同園のあり方を検討してきた。
近年は私立幼稚園の認定こども園への移行や小規模保育施設の開設などもあり、民間の保育施設による園児受け入れ枠が大幅に拡大したことなどを背景に、官民連携による保育の推進や持続可能な行財政運営を念頭に同園の廃止を検討するとした。
条例改正案は町ホームページで公開されているほか、町役場1階の町政情報コーナー、文化会館、ラビンプラザ、レディースプラザでも閲覧できる。パブリック・コメントは8月15日(木)まで受け付けており、郵送、メール、ファクスで送付または町子育て支援課、文化会館、ラビンプラザ、レディースプラザに提出する。
問い合わせは町子育て支援課【電話】046・285・2111へ。
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