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町が自習の場を提供 「あいGAKU」がスタート

教育

公開:2024年8月9日

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窓の外には緑が広がる。まちづくり協議会の小島会長(左)と西村さん
窓の外には緑が広がる。まちづくり協議会の小島会長(左)と西村さん

 愛川町は8月1日、学生や社会人などが自宅以外で学びに没頭できる自習の場「あいGAKU」を半原にある愛川繊維会館(レインボープラザ)3階に開設した。

 これは2022年度に愛川地区まちづくり協議会(小島信男会長)が、近年の通信制高校への進学や大学の授業を受講するシニア世代の増加を踏まえ提案したもの。

 提案を受け、町ではSNSを通じて「無料の自習スペースを町が用意したら利用するかどうか」をたずねるアンケートを実施。返信の7割が「利用したい」との回答だったため、潜在的な需要があると判断し、24年度に関連予算を盛り込んだ。設置にあたり、協議会からは「窓からのロケーションが良いところ」と「静かで学習環境にふさわしい場所」という要望があった。

 「あいGAKU」は半個室スペースが2カ所、学習机6個を設置。コンセントとWi-Fiを完備する。休室日は土日祝日と休館日で、開室時間は午前10時から午後4時。対象者は16歳以上。利用には事前登録と予約が必要となる。

 小島会長は「自習の場ではあるが、もう一方で世代間交流の場にもなりうる可能性を感じる。図書館の自習室と異なり、ここでは会話を禁止にしていない。もちろん限度はあるが、互いに教え合ったり、学習内容についての会話を楽しんだりする分には、全く問題ない」と話す。協議会メンバーの西村美由紀さんは「私自身、通信制大学の講座を受講していた時に、自宅学習で細々とした用事が発生し、集中できない経験を持ちます。また身近に学問に励む人がいることで、より一層勉学に身が入るのでは」と、理想の学習の場ができたことを喜ぶ。

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