厚木市内の戦没者を追悼する厚木市戦没者追悼式が8月23日、保健福祉センターで開かれた。
山口貴裕市長と厚木市遺族会の潮田春男会長、遠藤浩一市議会議長ほか関係団体などが出席。過去の戦争で犠牲となった約1500人の市民の冥福を祈り、平和を祈念した。
山口市長は「私たち一人一人にできることは小さくても、平和を求める思いが重なることで、世界の恒久平和に向けた大きな動きにつながります。世界の恒久平和を希求し続けることを、改めてお誓い申し上げます」と述べ、遺族会の潮田会長も「戦後に生まれた人が大半を占めるようになり、戦争があったという事実さえも風化されようとしています。その事実をしっかりと後世に語り継ぎ、そのようなことが二度と繰り返されないようにしていくことが、今を生きる私たちの使命」と追悼の言葉を寄せた。
式の中では、学生代表による平和の誓いや献花が行われ、相模人形芝居長谷座による奉納行事も披露された。
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