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厚木佐藤病院×神奈川中央病院 特別対談 地域医療の架け橋築く 認知症患者を相互協力で支える
明日9月21日は国際アルツハイマー病協会と世界保健機関が制定した「世界アルツハイマーデー」。県央地域の認知症疾患医療センター(地域拠点型)を担う「厚木佐藤病院」の佐藤史朋院長と、認知症に特化した治療にあたる「神奈川中央病院」の能登雅明院長が医師の病院連携について対談を行った。
――2024年5月から両病院間で、週に1回の医師交流を始めたのは、どのような理由からですか?
能登 体の病気と認知症の両方を診ることができる病院は厚木市内外で限られています。当院は認知症を専門にした精神科のため、高度に専門的な対応が必要な身体疾患は他病院にお願いしています。しかし認知症のため「対応が難しい」と言われることも少なくありませんでした。
佐藤 当院は県央地域の認知症疾患医療センターであり、多くの入院相談がきます。常勤の精神科の医師が診るにも限度があるので、精神専門医の能登先生に手を貸して頂けるか相談しました。
――連携を築いて良かったことは?
佐藤 うちの病院から、神奈川中央病院に転院をした患者さんの顔をみれて、その後の様子を知ることができることでしょうか。転院後「どうしているかな?」と自分の患者のことは気になりますから。患者のご家族にも「僕も診にいくよ」と声掛けをすることで安心してもらっています。
能登 佐藤先生もですが、相談員さんなどスタッフさんと顔見知りになったことで、患者さんへのサポート力が圧倒的に高まりました。やはり認知症患者の「治療対応が難しい」という課題がある中で、本当に色々と助けて頂いています。
――これからの認知症医療で必要なことは?
佐藤 認知症患者の数は、少子高齢化の世の中なので、おそらく今後、増えていくにも関わらず、実は認知症を専門に選ぶ医師は少ないのが現状。地域医療に携わる医師は専門に特化した治療だけではなく、昔の「お医者さん」みたいに何でも屋になっていく必要があると思います。
能登 佐藤病院は内科を担当する佐藤先生と精神科を担当する佐藤一守理事長がいらして認知症医療の理想的な病院です。今後は他病院も患者さんや家族、ケアをする方々の負担を減らすためにも、医師が治療の幅を広げ、対応力を高めることが必要になってくると思います。
医療法人社団 藤和会 厚木佐藤病院、医療法人社団 安らぎ会 神奈川中央病院
神奈川県厚木市小野759TEL:046-247-1211、厚木市関口812-5TEL:046-247-1211
TEL:046-247-1211
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