厚木市立厚木中学校(佐藤弘幸校長)吹奏楽部の3年生21人(=写真)が9月26日、佐後佳親教育長を表敬訪問し、栃木県で開かれた第30回東関東吹奏楽コンクールの中学生の部A部門で銀賞を受賞したことを報告した。
同校の吹奏楽部は、8月に横浜市で開催された第73回神奈川県吹奏楽コンクールに出場。中学生の部A部門で金賞を受賞し、県代表として4年連続となる東関東コンクールへの出場を決めた。
県大会での演奏は技術や体力が足りておらず、演奏の完成度に納得がいかなかったという同部。東関東では部員全員の気持ちのつながりを大事に「吹奏楽のための風景詩『陽が昇るとき』」の演奏に臨んだ。顧問の山田美月教諭は「初めて自分たちの音楽が表現できた」と振り返った。
東関東コンクールでの銀賞を受け、部長の幸田千波さんは「先生からの厳しい言葉やたくさんの試練を乗り越えてきた。良い演奏ができたことを誇りに、今回の経験を後輩たちにつないでいきたい」と話した。佐後教育長は「銀賞おめでとうございます。作り上げてきた音楽は宝物、誇りをもって次に進んでいただきたい」と激励した。
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