厚木市立上依知小学校で10月3日、トラックを使った交通安全教室が開催され、全校児童がトラックが起こす事故の特徴や死角の危険性について学んだ。
この教室は、同校と厚木市が神奈川トラック運送事業団体厚木第一地区会(鈴木紀夫会長)に協力を呼び掛ける形で行われたもの。昨年に実施予定だったが、悪天候により中止となったため今年に延期された。
当日は第一地区会の加盟企業がボラティアで参加し、トラック4台が校庭に並んだ。教室が始まると警察の指導のもと、人形やペットボトルを使ってトラックの内輪差を解説。児童たちは実際にトラックの運転席に座り、運転席から見えない死角について体験した。
参加した児童は「トラックに乗ってみると前が見えないことが分かった」「内輪差について知れてよかった」などと話し、鈴木会長は「公共道路を使用するトラック運送事業者として、児童を交通事故から守る手助けとなればうれしい」と振り返った。
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