厚木市は新たな総合計画の策定に向け、中学生以上の市民を集めたワークショップ「あつぎ未来創造プロジェクト」を10月12日に市庁舎で開催した。
ワークショップは、2026年度から35年度までを計画期間とする第11次総合計画の策定に向け、市民が考えるまちの将来像や意見を聴くために開催したもの。無作為に選出した中学生や会社員、高齢者など25人が参加した。
ワークショップでは6グループに分かれ、「あつぎの強みと弱み」をテーマに、市の魅力や特徴、課題などについて話し合った。「山や川などがあり自然が豊か」「企業が多く財政基盤が整っている」といった好意的な意見が出た一方、「交通混雑する箇所が多い」「市外からも来るような大きな商業・レジャー施設がない」などの課題を指摘する声も上がった。参加者は集まった意見について、将来残したいもの・変えたいものは何かを自由に語り合い、模造紙を使って発表した。
参加した阿部日出子さん(65・元町)は「厚木市の保育・教育の現状や未来に興味があり参加した。話し合いの中では自分になかった意見や考え方が多く、勉強になった。次回の参加も楽しみ」と話した。
市では今後も、中学・高校生と女性を対象にしたワークショップを開催する。
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