埼玉県で9月に開催された「第33回全国平成水墨画展」で受賞した又村和夫さん(妻田西在住)と佐藤孝博さん(温水在住)が、10月15日に厚木市役所で山口貴裕市長に受賞を報告した。
又村さんは、力強く舞い登る龍を描いた作品で最高位となる文部科学大臣賞を受賞。雪国の風景を描いた佐藤さんは、さいたま芸術文化祭実行委員会会長賞に選ばれた。
又村さんは市内で水墨画教室を主宰しており、これまでに数々の賞を受賞している。佐藤さんは又村さんの門下生で、師弟での栄誉となった。
又村さんは「龍を描いたが、会場には他にも龍を描いた人が何人かいた。自分の作品が文字通り本当の登り龍になってくれてうれしい。これからも描き続けていきたい」とあいさつした。
山口市長は「それぞれ素晴らしい賞を受けられたことを誇りに思う。作品を見ると細部まで書き込まれているのはもちろん、全身で感じられるような迫力があり、お二人の水墨画への情熱を感じる。今後とも、文化芸術の聖地を目指すためお力添えをいただきたい」とたたえた。
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