厚木南IC 上半期にもランプ工事 戸田交差点は立体化へ
平成28年度の開通をめざし計画が進められている新東名高速道路(第2東名)の海老名南ジャンクション〜厚木南インターチェンジ間(名称は仮称)。厚木南ICと国道129号線との接続ランプの下部工事が、平成23年度上半期に始まる。接続付近の戸田交差点も、新東名開通にあわせた立体化に向けて整備が行われている。
両事業とも県広域幹線道路事務所が管轄。新東名との接続区間は、戸田交差点を200mほど水引方面寄りの場所に作られる。129号線を挟んで東側にはループ状の道が作られ、129号線を横断した西側に新東名への料金所が作られる。今回の工事はこのランプの柱部分となる。
戸田交差点付近には歩行者用に、地下通路と歩道橋が設置される。市街地側の歩道橋は当初接続ランプに隣接するような形になる予定だったが、相川中学校への通学路となることなどを考慮し、酒井寄りへと変更された。地下通路は道路西側に建設予定。東側はランプのループ部分に沿って新たな道が作られる。
立体化工事は日程遅延も
県道22号線とクロスする戸田交差点に関しては、かねてより渋滞が慢性化しており早急な対策が求められていた。立体化により信号を通らずに東名厚木IC方面に進むことができ、渋滞緩和が期待されている。
現在は129号線両端の水路の付け替えを行うなど、車線数を維持しつつ工事を行っていく予定。立体化完成は当初平成26年度の予定だったが用地買収の遅れもあり、同年度中の運用開始は難しい状況だという。同事務所では「原則車線数などは現在の機能を確保したまま、事業を進めていきたい」と話している。
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