10月19日、「県央相模川サミット」が市内中町のレンブラントホテル厚木で開催された。
このサミットは、相模川流域自治体が地域の共通課題を相互連携で協議することを目的に実施されているもの。今年で7回目。
会場には厚木市、相模原市、海老名市、座間市、愛川町、清川村の6市町村の首長が一堂に会し、県からは吉川伸治副知事がオブザーバーとして出席した。
議題の最初に挙がったのは、「圏央道厚木パーキングエリアの有効活用について」。6市町村の地元特産物の販売については「売れ行きはどうか」「PA内の商業施設とのマージン交渉の余地はあるか」「直販はできないのか」など活発な意見が交わされた。
また今年4月から県外へ向けての観光PRになるパンフレットなどがPA内に常設配架されていること、6市町村の観光情報誌「ベストドライブさがみがわ」をリニューアルし、来年5月(予定)に約10万部を発行することが報告された。観光情報誌については、「広告料は入っているのか」「予算はどれくらいかかるのか」「企業と連携はできないのか」など細部にわたっての議論が交わされ、情報誌リニューアルについては、企業からの協力も含め、新しい視点にたって中身を精査していくことになった。
大規模災害時の連携については、県央地域の災害時相互応援等に関する協定を再確認。さらに各友好都市が大規模災害に見舞われた際の応援行動計画については、相模原市から昨年11月に実施した情報伝達訓練の実施結果が、また今年11月に予定されている訓練の計画案について海老名市から報告があり、さらなる連携を確認し合った。
BBQごみ対応で専門部会設置へ
続いて、合同クリーンキャンペーンについては、今年の6市町村合わせてのごみ全体量が約18トン、参加人数が約1万4千人だったこと、参加団体や人数が年々増加しキャンペーンの効果があると報告された。また、バーベキューごみの対応策については小野澤町長からの提案で、他市の事例なども検討する勉強会立ち上げの提案があり、専門部会を設置することが決まった。最後に小林市長からは「地域資源でもあるアユの生息数の減少に対しては、観光や食文化の面からも保護が必要な時期に来ている」と関係自治体への協力要請がなされた。
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