今年は近場でのんびりと―。真夏の夜を涼しい大山で過ごしてもらおうと、大山観光電鉄株式会社(金子茂浩取締役社長)が大山ケーブルカーの夜間延長運行と沿線のライトアップを8月16日(日)まで実施している。沿線のライトアップは日没から終電まで。
「夏の大山 夜景と夕涼み」をテーマに実施されている、ケーブルカーの夜間延長運行と沿線のライトアップ。期間中のケーブルカーの運行は、終電の午後8時半まで。沿線のライトアップは日没から終電まで実施され、車内からは四季の色に変化する幻想的な沿線の木々と、相模湾の夜景を楽しむことができる。
大山阿夫利神社下社からは、相模湾が一望でき、その眺望は2015年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星がついたほどの絶景で知られる。さらに期間中、同神社下社境内には、絵とうろうが飾られる予定で、あたたかみのある灯が来場者を別世界へと誘う。また神社下社境内に併設されているカフェ「茶寮・石尊」の営業も延長される。
こま参道の店舗も延長
また神奈中バスの大山ケーブルバス停から、ケーブルカーが発着する大山ケーブル駅まで、362段の階段が続く「こま参道」沿いの店舗も一部営業時間を延長して観光客を出迎える。こま参道には土産店や食事処、大山こまの工房などが軒を連ね、「お食事処かんき楼」の内海敏郎代表は「夜間運行に合わせて営業し、観光客の皆さんが立ち寄れるようお待ちしています」と話す。
大山観光電鉄の担当者は「今年は地元大山で、のんびりと夜景と夕涼みを楽しんで頂けたら」と話す。また「来場の際はマスク着用などの感染拡大防止対策にご協力お願いします」と呼びかけている。
同社は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、職員のマスク着用と手洗い・うがいの徹底のほか、客車の窓の開放による換気、客車内手すりの定期的なふき取りと消毒、乗車人員の制限などを行っている。
会場までのアクセスは、小田急線伊勢原駅北口より神奈中バス4番乗り場「大山ケーブル行」に乗車。なお今回は大山小学校の校庭と市営第二駐車場の無料開放は行われない。またケーブルカーの夜間運行は、新型コロナウイルス感染症の状況により、中止となる場合もある。
ケーブルカーの料金や時刻表など詳細は同電鉄ホームページ【URL】https://www.ooyama-cable.co.jp/で。
例年同時期に開催していた「光の競演〜大山絵とうろうまつり〜」は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を考慮し中止が決まっている。
問合せは大山観光電鉄(株)【電話】0463・95・2135へ。(8月8日起稿)
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