荻野山中藩の成り立ちを学び、そのゆかりの建物跡などを巡る公民館運営事業が7月12日に行われた。
この日は、まず午前中に市史編集委員の平本元一さんによる講演が行われた。続いて午後には「荻野山中藩陣屋跡探訪ウォーク」と題した街歩きイベントを開催。午前中からの継続参加者を含めて43人が荻野地区を歩いた。
今回歩いたのは、山中陣屋跡史跡公園のほか、近隣の養徳寺や鐘鋳神社など、荻野ゆかりの画師の作品を持つ寺社仏閣など。各寺の住職や平本さんが現地で解説。中には普段見られない収蔵品を紹介した地点もあり、参加者は興味津々な様子で見つめていた。毎年参加しているという上荻野在住の井上篤太郎さんは「改めて地域を歩くことで、昔のことに多少詳しくなれました」と話した。
平本さんは「もともと地元でない人でも地域の文化財を知ることで、自分たちのふるさと作りに協力してもらえれば」と語った。
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