愛川町で3月17日、町立中学校の2年生357人を対象に「立志式」が行われた。
立志式は、かつて武士や貴族の男子が15歳になると成人に達したことを示す「元服」にちなみ、愛川町が毎年開催しているもの。今年で53回を数える。将来の自分を考え、目標を持って生きる生徒の育成を図ることを目的として、例年は町文化会館の大ホールで「わたしたちの誓い」と題して各校が発表を行う。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の予防を考慮し、各中学校を会場に実施。第1部では、事前に作成した「わたしたちの誓い」の発表動画や、小野澤豊町長、佐藤照明教育長からのメッセージ動画を視聴した。
北極冒険家が講演でエール
第2部では、愛川中学校で愛川町出身・在住の北極冒険家である荻田泰永さんが「極地への挑戦」と題して講演。失敗から学ぶ大切さや、個性のあり方など、生徒たちに熱いメッセージを贈った。この講演は、愛川中原中学校と愛川東中学校の生徒には録画映像で放映される。
立志式を終え、愛川中学校の生徒からは「立志式は、町で受け継がれている行事なので、自分も受け継いでいきたいと思います。初志貫徹の気持ちで、人の役に立てる大人になりたいと思いました」と話した。
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|