新年最初の日曜日となった1月6日、恒例の消防出初式と新春市民の集いが総合運動公園内で開かれた。
400人が来場した新春市民の集いでは、昨年のロンドンパラリンピックで金メダルに輝いた秋山里奈さん(日向在住)に名誉市民の称号が贈られた。
秋山さんは競泳女子100m背泳ぎ(視覚障害)に出場し、大会新記録で金メダルを獲得。2004年のアテネパラリンピックでも同種目で銀、4年後の北京大会では50m自由形で8位入賞を果たした。
こうした活躍が評価され、これまでも伊勢原市スポーツ特別功労賞(04年)や東京都栄誉賞(12年)、神奈川スポーツ賞(同)など数々の賞が贈られてきた。
贈呈式では、高山松太郎市長から称号と賛辞を贈られた秋山さん。多くの市民を前に「名誉市民にふさわしい人物になるよう、ますます精進していきたいです」と笑顔であいさつした。
SMAPの曲にのせ
午前に行われた出初式には市民、関係者およそ2千人が駆けつけた。
式典では消防署員や消防団員が日ごろの訓練の成果を大勢の観衆にむけて披露。消防操法や屋内消火栓操法のほか、最後は消防署、消防団による合同一斉放水も行われた。
今年は女性消防団員による救命体操も行われた。
この体操は、心肺蘇生に対する理解と親しみをもってもらおうと、日ごろから街頭でも啓発活動にあたっている団員たちが考案したもの。この日、団員たちは心肺蘇生の流れを分かりやすくまとめた振り付けをSMAPの「世界に一つだけの花」に合わせて披露した。
会場では団員の振り付けをまねて体を大きく動かす人の姿が見られるなど盛り上がりを見せていた。
![]() 女性団員による救命体操
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