人生で一番責任の重い一年
▽6年間解散のない安定した参議院議員からくら替えして挑んだ総選挙。「政治家というのは手段であって目的ではない。実現したいもののために人生をかけるのが政治家だとしたら、自分も責任を持って一議席奪還しなければ」と、09年夏の政権交代直後に決意していた。総選挙では被災地の復興、経済・教育の再生など、今日本がやらなければならないことを訴え続け、接戦を制して当選した。
▽自民党が掲げたスローガンは「日本を、取り戻す」。「取り戻した日本は何なのか。実現していくことが今年の課題。しっかり着実に残していく年にしたい」と語気を強める。年末に行われた臨時閣議で文部科学大臣政務官に就任。喫緊の課題として、いじめに対する防止法を今年の通常国会で成立させるために尽力する。「人生で一番責任の重い一年になる」と力を込める。
▽16区は自治会がしっかりしている中で、都市化してきた日本のパイロットモデルという。「この地をどう作り上げていくかで、関東全体を引っ張るまさにエンジンになる」と語る。2年前には厚木市内に30年ローンで自宅を購入。「将来、おじいさんになったら自治会の役員として、地域のために皆に囲まれて楽しく活動するのが夢」と笑った。奥さん、一人息子の3人家族。
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