公式キャラ「クルリン」に 道灌まつりで着ぐるみ披露
市の魅力をPRする目的で行われた、公式イメージキャラクターの募集。その最終選考結果が22日、市長記者会見で発表され、大阪府在住の主婦、里見節子さん(66歳)の作品「クルリン」に決定した。
県では現在、横浜、鎌倉、箱根に次ぐ第四の観光地をつくる「新たな観光の核づくり認定事業」プロジェクトを進めている。対象都市のひとつに伊勢原市が選ばれた背景もあり、市では効果的に魅力をPRするため、イメージキャラクターの募集を行ってきた。全国から寄せられた応募作品は1061点。1次選考で10作品に絞られた候補作品は、市内公立小・中学校や、一般市民からの投票で最終選考され、大山こまをモチーフにした「クルリン」が最優秀に選ばれた。
クルリンは伊勢原の特産品、大山こまの帽子をかぶった元気なこどもで、大山ハイキングと伊勢原のおいしい果物が大好きという設定になっている。
作者の里見さんは10月5日(土)、6日(日)に行われる道灌まつりに招待され、市から表彰を受ける。同まつりでは、クルリンの着ぐるみも披露される。里見さんは「伊勢原市を盛り上げるために、いろんな面でクルリンには頑張って欲しい。道灌まつりで伊勢原に伺えることが今から楽しみです」と喜びを語った。
市の盛り上げ役
市はさっそくクルリンをPRに活用開始した。伊勢原警察署と市が協力して8月23日に行った、交通事故ナシキャンペーンでは、配布した啓発物品の梨に張ったシールに、イメージキャラクターとして使用されている。
今後は市の広報誌への掲載や、市内のバイク用ご当地ナンバープレートに使用する予定だ。
高山松太郎市長は「皆さんに選んでもらって感謝している。クルリンは個人的にとても可愛いと思う。大山こまは小さい頃3つも持っていたこともあり、親しみのわくキャラクターだ」と評価した。
伊勢原の観光を盛り上げるためにも、クルリンの活躍に期待が集まる。
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