下水道使用料 値上げを10.5%に修正へ 常任委員会で全会一致で可決
11月29日から開会されている伊勢原市議会(小沼富夫議長)12月定例会。12月4日の本会議では上程された11件中、7件を可決した。値上げ率が懸案となった下水道条例の改定は6日に常任委員会で審議が行われ、原案の約22%となる値上げ幅を10・5%とする修正案を全会一致で可決。今日13日(金)、16日(月)、17日(火)には一般質問が行われる。
伊勢原市では現在、市内を流れる渋田川を境に西側を単独公共下水道、東側を県の管理する流域関連公共下水道で処理している。今回、市から提出された下水道条例の改定案は、下水道使用料の適正化や財政の健全化を考え、段階的に引き上げ、2016年に約22%の増額となるもの。
この大幅な値上げに市議会は4日の本会議で反発。2014年4月に控えた消費税率アップによる市民生活への影響も不透明であることなどを考慮し、6日に行われた産業建設常任委員会では、値上げ幅を10・5%とする修正案が委員から提案され、全会一致で可決された。下水道条例の修正案は12月19日(木)に開催される12月定例会最終日に採決され、修正案のままで可決される見通し。
一般質問
13日からの一般質問では、高山市政の1年間の市政運営を問う質問をはじめ、大詰めを迎える来年度予算編成、財政再建などの質問が多くみられる。
※各議員の主な質問は以下(敬称略・通告順・カッコ内は会派)
▼山本一恵(公明)/市政運営、「子どもの安全を守る」取り組み、▼相馬欣行(新政)/高山市長の財政再建策、▼石川節治(創政)/財政再建と行財政改革、2014年度予算編成、▼横田典之(公明)/学校教育環境の向上、▼橋田夏枝(新政)/若者の政治参加、スポーツによる健康まちづくり、▼大山学(新星)/商業振興施策、▼土山由美子(神奈川ネット)/介護保険事業計画の次期改正に向けて、交通政策基本法、▼山田昌紀(創政)/駅窓口センター業務・運営、介護ボランティア制度、観光における他部署との連携、▼舘大樹(創政)/公園緑地行政、下糟屋・高森地区のコミュニティー機能、▼越水清(創政)/消防活動、人・農地プラン、▼安藤玄一(新政)/伊勢原市民の健康増進、本市における公共施設の運営、▼萩原鉄也(創政)/社会保障、▼笠原国昭(共産)/伊勢原農業の現状・課題、国の農政の影響と問題点、▼小林京子(共産)/第5次総合計画と市行財政、▼前澤良二(公明)/伊勢原市危機管理対処方針、第7回線引き見直し、伊勢原市市政調査会の意見書
一般質問は3日とも午前9時半からで、1日に6人の登壇を予定している。
本会議はすべて傍聴が可能、また伊勢原市議会ホームページから生中継を見ることができる。
問い合わせは伊勢原市役所/【電話】0463・94・4711議会事務局まで。
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