伊勢原小学校(岩田利通校長・児童数667人)で1月28日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団メンバーによる演奏・合唱指導が行われた。
これは神奈川県の「子どもたちの音楽芸術体験事業」のひとつ。同校では子どもたちの情操教育の一環として、独自の音楽鑑賞会や朝会に歌う時間を設けるなど、音楽活動を多く取り入れている。こうしたなか、県の事業に応募し、県内で5校のうちの一つに選ばれた。2月26日には本公演として、同校体育館で神奈川フィルのオーケストラ演奏に合わせて合唱や演奏が行われる。
同校では今回のワークショップに合わせ、児童から歌詞を募集して合唱のオリジナル曲「伊勢原小フレンズ」を制作。全校生徒で同曲を合唱するほか、低学年は「おもちゃの交響曲」、高学年は「ペルシャの市場にて」をオーケストラと一緒に演奏する。
この日の事前練習には、神奈川フィルからホルン奏者の大橋晃一氏、ヴァイオリン奏者の鈴木浩司氏、また神奈川フィルに縁のあるピアニストの藤井美紀氏が講師として来場。児童たちのオリジナル曲の編曲も行った大橋氏が指揮を取り、リコーダーや合唱の指導を行った。大橋さんは「オーケストラの生演奏を体験して、音楽の面白さを知ってほしい。そして音楽の楽しませる力、夢を見る力を感じてほしい」と話す。
歌づくり委員会で委員長も務める紅林奏也君(6年)は「演奏の仕方を教えてもらい、リコーダーで息をつなぐところが上手になった。オーケストラと合わせるのがとても楽しみです」と感想を話した。
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