新学期にむけて「秦野伊勢原トラック地区会」(遠藤健史会長)と「伊勢原交通安全協会」(飯塚武彦会長)が、新1年生を対象に交通安全を啓発する連絡帳やランドセルカバーなどを寄贈した。
定期的に交通安全教室
秦野伊勢原トラック地区会の遠藤会長、小嶋胤家副会長ら4人は3月10日、市役所を訪れ、高山松太郎市長に連絡帳を手渡した。これは、同会が啓蒙活動の一環として行っている取り組みで、通算5回目。今年も市立小学校に入学する819人に対し、交通ルールのポイントなどが入った「れんらくちょう」を贈った。
高山市長は「学校でも役立ちます。ありがたい」と感謝を述べ、遠藤会長に感謝状を贈呈した。これに対し、遠藤会長は「ぜひ交通ルールを守ってください」と新入生に呼びかけた。
地区会では、交通安全教室を定期的に開いており、昨年は6校で実施した。
さらに活動を充実
伊勢原交通安全協会は、小学校の入学式を前に、市公式イメージキャラクター「クルリン」が描かれたランドセルカバー計900枚と、英語教材計900セットを各校に寄贈した。3月12日には飯塚会長ら5人の役員が市役所を訪れ、高山市長に目録を手渡した。
高山市長から感謝の言葉を贈られた飯塚会長は「お子様が犠牲になる事故が絶対に起こってほしくない」と話し、自転車講習会など協会の活動をさらに充実させる考えを明らかにした。
協会では新入学児童を交通事故から守るため、ランドセルカバーの寄贈を毎年行っている。またこの日は、県安全協会からクリアファイル900枚も寄贈された。
![]() 感謝状を受け取った遠藤会長(中央)
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