伊勢原市国際交流委員会(柏木貞俊委員長)は3月26日(木)、国際観光地をめざして大山第2駐車場下の壁面に日本語・英語・中国語で記された多言語看板を設置する。除幕式は同日午前10時半から。
設置される看板は鉄骨とアルミ枠を使ったもので、高さ1・25m、幅2・44mと大きなもの。訪れた観光客に大山を知ってもらうために、大山・大山阿夫利神社・大山寺の3カ所を掲載。写真に合わせて、歴史や眺望などの説明が日本語・英語・中国語の3言語で記されている。
国際交流委員会では、第4の観光の核認定後、約2年をかけてゴールデンウィークや紅葉などの繁忙期に現地調査を実施。その結果、予想以上に多くの外国人が訪れていることから、多言語看板の設置案が浮上したという。そこからどのような看板にするかを検討し、今回の設置に至った。看板の作成予算は約40万円。国際交流委員会が2年に分けて会費から拠出するという。同委員会の柏木委員長は「第4の観光の核をめざす伊勢原。おもてなしの心から多言語看板の案が出ました。外国人観光客に優しい観光地への起爆剤になれば」と話した。
国際交流委員会は1982年に姉妹都市委員会として設立。姉妹都市であるアメリカのラ・ミラダ市との交流を中心に活動してきた。時代と共に国際化が進み、更に幅広い活動を行うために2010年に現在の国際交流委員会に名称変更。70人ほどが在籍し、ラ・ミラダ市との少年野球交流をはじめ、外国人を招いた餅つき等の国際親睦、会員研修などを定期的に実施している。
除幕式は、3月26日(木)午前10時30分から大山市営第2駐車場前で実施する。「多くの人に見てもらい、観光都市伊勢原のPRを、大山だけでなく伊勢原市全体でやっていきたい」と柏木委員長は話す。
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