大山名物の「とうふ」をテーマにした『大山とうふまつり』が3月14日・15日、とうふ広場(大山市営第2駐車場)で開催され、市内外から4000人以上が会場を訪れた。
このイベントは、大山の事業者有志が大山観光の起爆剤として、古くから親しまれている名物の「大山豆腐」を使った催しを企画したもの。今年で25回目を重ね、大山の定番行事の一つとなっている。
人気は直径4mもの大鍋『仙人鍋』で作る湯豆腐の振る舞い。大和市から来た西山修平さん夫妻は「大山へ初詣ではありますが、とうふまつりは初めて。美味しかった、また来年もきたい」と話す。この日は大山丹沢各所を回ったという。
また90秒間で食べた豆腐の量を競う椀子豆腐早喰い大会には、例年より多くの女性参加者が集まり、賑わいを見せていた。最高記録は14日・一般の部で優勝した杉山直也さん(川崎市)の37杯。杉山さんは6回目の優勝を飾った。
メイン会場外でも多くのイベントが行われ、恒例の「達人たちとの食談」も蓬生亭逸見・松鈴庵の2カ所で開催。賑わいをみせた。