(一社)伊勢原市建設業協会会長で(株)杉山土建代表取締役会長の杉山茂さんが、4月9日に79歳で永眠された。
杉山さんは、三之宮比々多神社に毎年一対ずつ干支の石像を奉納している事でも知られており、景気回復や東日本大震災の復興などの願いが込められた石像は、2012年に12年かけて全て奉納された。翌年には同神社内に石像を安置する台座も作られ、今も参拝者の目に留まっている。
また、毎年4月後半には三ノ宮の自宅にあるツツジ庭園を、「多くの人に楽しんでもらいたい」との思いから、一般に向けて開放している。立派な庭園は、毎年多くの人が楽しみにしている。
息子さんで(株)杉山土建代表取締役社長を務める杉山進さんによると、倒れられてから数日間、家族で多くの話をし、その中で「みんなが楽しみにしているツツジ庭園の開放だけ無くさないでやってくれ」と強く希望していたという。
今年もツツジ庭園を開放
杉山家では、茂さんの遺志を継ぎ、今年もツツジ庭園の開放を決めた。進さんをはじめご遺族の方は「ぜひツツジを楽しんでください」と話した。
期間は4月20日(月)から30日(木)まで。約1500坪の敷地には「ヤマツツジ」や「クルメツツジ」など50種類・1千株以上のツツジ、数百株のボタンが植えられる。また高台にあり、晴れた日には富士山も望める。時間は午前9時から午後5時。駐車場は無し。個人の敷地なのでマナー厳守で。
―ご冥福をお祈りします。
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