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「生活の質」が改善できる可能性も 医療レポート 早めの受診「もの忘れ」と「頭痛」 取材協力/伊勢原協同病院
『もの忘れ』や『頭痛』などの疾患から脳卒中まで、さまざまな脳神経疾患に対応する神経内科。地域の中核病院として機能する伊勢原協同病院(井上元保病院長)では「もの忘れ外来」を新設して1年が経過。神経内科の湯浅直樹診療副部長と4月より勤務する鎌田瑞穂医長に話を伺った。
「65歳以上の4人に1人が認知症や軽度認知機能障害とも言われています。アルツハイマー型認知症であっても治療により進行を遅らせることが可能です。また認知症状をきたすその他の疾患は、早期治療で治癒できるものもあります」と鎌田医長は話す。
同院では問診や心理検査、MRI、脳血流検査で診断。パーキンソン病の診断に有用とされるDATscanも活用している。「もの忘れの症状は家族が一番最初に気付くことが多い。悩んだらご相談ください」と話した。
重大な病気も隠れる頭痛
多くの人が悩む『頭痛』。同院にも毎日のように頭痛で悩む方が訪れるという。
頭痛は一般的に、片頭痛や緊張性頭痛などの『一次性頭痛』、脳出血や髄膜炎などの病気による『二次性頭痛』の大きく2つに分けられる。湯浅副部長は「二次性頭痛は命にかかわり緊急の治療が必要です。一次性頭痛でも慢性的に頭痛を繰り返すことで、うつ病などに繋がることも」という。
同院では頭痛専門医も在籍。「治療により『生活の質』を改善できる可能性もありますので、難しく考えずに気軽に相談してほしい」と湯浅副部長は話す。
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