フィギュアスケート「全国有望新人発掘合宿関東ブロック選考会」が3月11日、群馬県のぐんま総合スポーツセンターアイスアリーナで開催された。桜台小4年の西川梨羅さんがノービスB1クラスを1位で通過。今年7月に開かれる同合宿への参加資格を獲得した。
同合宿は全国から有望な新人を発掘するために1992年から日本スケート連盟の主催で行われているもの。1期生の荒川静香さんをはじめ、浅田真央選手や羽生結弦選手なども同合宿の経験者であり、新人選手の登竜門的な存在だ。
市内で唯一のフィギュアスケート選手という西川さんは、お母さんの勧めもあり3歳でフィギュアスケートを始めた。小学1年で新横浜プリンスFSCに所属、選手としての生活をスタートさせた。今では週6回の練習に加え、表現力などを磨くためにバレエも習う。「フィギュアが好き。ジャンプを決めた時が一番うれしい」と笑顔で話す。
西川さんは、昨年の同選考会ノービスB2クラスに出場するも、合宿の参加資格を獲得できずに悔しい思いをした。その悔しさをバネに1年間の練習で技術を積み上げ、関東地区の小学4年生では唯一というダブルアクセルのコンビネーションを武器に今大会を見事に1位で通過した。「嬉しい。みんなが応援してくれ、とにかく練習しました」と通過の喜びを話す。
今後の目標は、合宿での更なるレベルアップと全日本フィギュアスケートノービス選手権への出場。「将来はオリンピックに出られたら」と笑顔で話した。
![]() 合宿参加に笑顔
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