伊勢原市は4月1日付で2017年度の人事異動を発令する。実質移動対象は全体の18・3%にあたる122人。新任の部長は3人(=写真)となり、同日に合わせて効率的な執行体制をめざした市組織の再編も行われる。職員数は昨年同比の9人減の664人。
発令される人事異動は、同日からの組織再編を核にしたもので、市民ニーズの多様化や制度見直しなどに適切に対応するための効率化と、人材育成を図るもの。女性や若手職員の管理監督職への登用も進められる。
組織再編
今回の組織再編では、重要施策の推進と分かりやすい組織の効率に重点を置いたものとなった。主な新設・統合された部署は以下。
《新設》
公共施設の総合管理体制の強化として企画部に「公共施設マネジメント課」。広聴業務と市民相談業務を一元化し市民生活部に「人権・広聴相談課」を設置。
《統合・移行》
運動と健康の連携を強化するために「スポーツ課」が保健福祉部に移行し、有料スポーツ施設の窓口がスポーツ課に一本化。昨年認定された日本遺産の更なる観光連携を図り、日本遺産業務を文化財課から「商工観光課」(改称)に移管。土木業務の効率化のため土木維持課と道路整備課が「道路整備課」、下水道施設課と河川・下水道整備課を「下水道整備課」に統合。市民協働推進のため市民協働課に交通防犯対策課を統合。情報システム課を「情報政策課」とし、統計業務を経営企画課から移管。文書事務の明確化のため総務課を「文書法制課」に改称。広報広聴課を「広報戦略課」に改め、シティプロモーション施策を推進する。
4月1日付部長級人事
▽企画部行政経営担当部長/古宮雄二(企画部行財政改革担当部長)▽企画部危機管理担当部長(兼)危機管理課長/高梨芳房(企画部防災担当部長(兼)防災課長)▽企画部参事(兼)秘書課長/吉川武士(総務部収納課長)▽企画部参事(兼)経営企画課長/黒石正幸(企画部経営企画課長)▽企画部参事(兼)公共施設マネジメント課長/桐生尚直(都市部建築住宅課長)▽企画部参事(兼)財政課長/細野文和(企画部財政課長)▽経済環境部農地利用担当部長/松浦宏聡(農林水産省)▽保健福祉部健康づくり担当部長/井上稔(保健福祉部医療制度改革担当部長)▽子ども部長/岩田孝(子ども部参事(兼)子育て支援課長)▽子ども部参事(兼)子育て支援課長/齋藤浩人(都市部参事(兼)公園緑地課長)▽子ども部参事(兼)子ども育成課長/大山剛(子ども部子ども育成課長)▽都市部長/重田浩光(土木部下水道担当部長)▽都市部参事(兼)都市政策課長/飯田裕一(都市部都市総務課長)▽都市部参事(兼)政策調整担当課長/有上悟(国土交通省関東地方整備局)▽土木部下水道担当部長/石塚俊彦(土木部参事(兼)下水道施設課長)
《3月31日付・部長級退職者》
▽佐藤一昭(経済環境部農地利用担当部長)▽吉野富夫(子ども部長)▽黒田繁(都市部長)▽飯野正樹(都市部参事(兼)政策調整担当課長)▽山口譲(教育委員会教育部歴史文化推進担当部長)
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