厚木市船子の社会医療法人社団三思会東名厚木病院(山下巌院長)で7月27日、一日看護体験が行われ、近隣高校の2、3年生22人が参加した。
この試みは、将来看護師をめざす高校生に看護師の仕事を正しく理解してもらおうと、同院が毎年夏に実施しているもの。この日、生徒たちは憧れのユニフォームを身にまとい、オリエンテーションを受けた後に病院内を見学。次にグループに分かれて、現役看護師から車いすやストレッチャーの使い方などを学んだ。
また、血圧の測り方や聴診器の使い方の手ほどきを受けた生徒たちは、二人一組になってそれぞれ看護師役と患者役を体験。現役看護師から「声をかけながら測るようにしましょう」などとアドバイスを受けた。
厚木西高校3年の女子生徒は「実際に看護の仕事を体験することで、将来のイメージができて良かった。看護師はたくさんの知識が必要なので、勉強をがんばりたい」などと語った。
同院の篠原充子副看護部長は「看護師は病院だけでなく、高齢者施設や保健所、学校などさまざまなところで必要とされているので、多くの生徒さんにめざしてほしい」と話した。
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