市立中央公民館で8月20日(日)、リアル謎解きゲーム「終わらない夏まつりからの脱出」が行われる。このイベントは、会場内に仕掛けられた謎を参加者が解いていくもの。市職員有志が中心となり結成された謎解きゲームイベント制作団体「Torenia(トレニア)」が企画から当日の運営まで行う。
リアル謎解きゲームとは、会場内で手掛かりを入手して文字や暗号、カギのかかった箱など様々な謎を、ひらめきと行動力で解き、最終目標の達成を目指す参加型のイベント。昨今話題を集めており、観光地やテーマパーク、商業施設などで開催されている。
今回の「終わらない夏まつりからの脱出」は、夏まつり会場へ向かう途中で妖怪の世界に迷い込んでしまったという設定。参加者は4〜6人で1グループとなり、協力しながら仕掛けられた謎を解き、異世界からの脱出を目指す。
このイベントを企画しているのは、市職員有志を中心に結成された「Torenia」という団体。謎解きゲーム好きの仲間で、民間企業などが開催しているイベントに参加していたことからメンバーが集まった。
同団体では3年程前から自分たちでもイベントを企画するようになり、昨年11月には大田小学校からの依頼で学校行事に合わせ、3年生の児童たちを対象に実施。今年2月の中央公民館まつりでは、一般向けの謎解きゲームを実施し、参加者から好評だったという。
謎解きゲーム単独での開催は今回が初めて。同団体の石川浩一さんは「謎を解くことで、ひらめいた時の爽快感や仲間とのコミュニケーションの大切さを感じてほしい」と話す。
参加者は8月19日(土)まで受付中。午前10時からと午後2時からの2回で、各回先着順60人。小学2年生以下は保護者の同伴が必要。
申し込み・問い合わせは中央公民館/【電話】0463・93・7500
地域活性につなげたい
現在およそ25人で企画・準備を進める同団体。ストーリーや謎の仕掛け、ポスター等も全てメンバーが手掛けている。大切にしているのは、「子どもも大人も楽しめる謎解き」であること。参加することで地域の魅力も再発見できる内容を心がけている。
石川さんは「他の市では、地域活性イベントとしても活用されている。そんな風に今後発展させていければ」と話した。
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