大山灯籠行事が市登録無形民俗文化財に認定されたことを受け、市内小稲葉の下小稲葉児童館で8月9日、認定式が行われた。
大山灯籠は、夏山の期間に大山詣りに訪れる参拝者の夜旅の安全のため、江戸時代中頃に立てられたとされている。
現在市内には、小稲葉地区に下之町、仲西、八坂前、大田の4カ所、高森、東大竹に1カ所ずつの計6カ所に残っており、それぞれ地域の保存会や個人で設置から灯明の管理、保管を行っている。今も受け継がれる伝統として、大山灯籠を保持する6団体が、今年3月に市登録無形民俗文化財第1号として認定された。
当日は、小稲葉地区4基の灯籠の保存会代表に認定書が授与されたほか、式の後半には灯籠の設置風景や協力者の写真などが収められたDVDを上映。会場には義家弘介衆議院議員や渡辺紀之県会議員ら多くの来賓も駆けつけた。
認定書を受け取った保存会代表は「これからもできる限り、大山灯籠行事を続けていきます」と話した。
![]() 下之町の灯籠
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