伊勢原青年会議所から推薦された2人のグローバルユース国連大使が10月6日、伊勢原市役所を訪れ高山市長を表敬訪問。それぞれが海外で経験したことや学んだ事を報告した。
同大使は、日本青年会議所が主催する国連大使育成事業。全国の中学2年生から高校2年生までの25人を選考し、世界5カ国(アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・ドイツ)へ派遣・現地研修を行うもの。
大使の派遣期間は5日間。派遣された国でさまざまな活動を通じて国際社会が抱える問題とその開発目標に対する知識を深め、帰国後にそれぞれの体験をもとに国際協力について啓蒙活動を行う。
伊勢原青年会議所が推薦したのは、自修館中等教育学校の松永喜恋さん(16)と齊藤美瑛さん(16)の2人。松永さんは派遣先のドイツで、宗教の違いによって起こる戦争や食料廃棄問題について学んだ。「日本は欧米に比べ廃棄量が多く、食品の輸入も多い。輸入量を減らし、途上国へその分を分ければ食料不足問題は解決するはず」と自ら考えた解決策を報告した。
一方フランスに派遣された齊藤さんは、教育問題に興味を持ち、先進国と途上国との教育の質について学んだことを報告。「日本では当たり前に教育を受けられるがそうでない国があり、中学校卒業程度で教師になる国があることを知った。将来は教育制度を整え、皆が質の高い教育が受けられるように力になりたい」と話した。高山市長は「大変貴重な経験。日本にいるだけでは分からないこともたくさんある。この経験をより多くの人たちに伝えて欲しい」とエールを送った。
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