師走の風物詩として毎年各地でコンサートが開かれている第九。伊勢原市内でも12月3日(日)に市民文化会館大ホールで開催をひかえ、現在合唱団員の練習が佳境に入っている。
伊勢原市では7年前から第九コンサートを開催するにあたり、毎年市民合唱団員を募集。ソプラノ、アルト、テノール、バリトンのソリストを迎え、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラの演奏でコンサートを開催している。今年で7回目となる同イベントに出演する合唱団に最高齢の85歳で参加しているのが市内田中在住の高崎英子さんだ。
初開催の団員募集に迷わず参加したという高崎さん。「幼いころから歌うことが大好きだった」との言葉通り、1957年に発足した伊勢原合唱団の立ち上げメンバーとして活動するなど合唱歴60年のベテランだ。母親の介護などのため歌から離れていた時をあったが、現在は市内の女性合唱団などに掛け持ちで参加している。「合唱団の募集を知ってすぐ応募した。歌っているときは全て忘れられる。皆で声を合わせるときが最高」と歌の魅力を話す。自身が最高齢参加者であることには「たまたまそうなっただけ。毎回参加しようか悩むけれど、募集が始まると必ず応募してしまう。今は本番が楽しみ」と笑顔で話す。
開演は午後2時(開場1時30分)。入場料は全席自由で前売が大人2000円、高校生以下1000円。当日は大人2300円、高校生以下1200円。チケットは市民文化会館などで購入できる。問い合わせは市民文化会館事業協会【電話】0463・92・2300へ。
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