伊勢原市は1月4日、愛甲石田駅南口の石田窓口センター(石田673)を2018年10月末で閉鎖すると発表した。1993年の開設から25年。時代は流れ、今後の証明書類の受け取りはコンビニ等に移行される。
石田窓口センターは1993年に愛甲石田駅南口のスーパー「ヨロズヤ石田店」の2階に開設された。
市役所に行かなくても「住民票の写し」や「印鑑登録証明書」「戸籍謄本」「年金・恩給等受給者の現況証明書」などの17の証明書類などを受け取ることができる窓口として、伊勢原駅前自由通路内の「伊勢原市役所駅窓口センター」と2カ所が開設されている。しかしエアコンなど施設の老朽化や、マイナンバーカードにより各種証明書がコンビニエンスストア等から取得できるようになったため、今年10月末をもって業務を終了することになった。
市市民生活部によると、同センターでの証明書などの発行数は2016年度は8631件。市全体の発行数が11万2088件で石田窓口の発行数は市全体の約7・7%にあたるという。
マイナンバーカードを利用したコンビニエンスストアでの証明書などの交付サービスは、市が2017年10月1日から開始。「住民表の写し」「印鑑登録証明書」など5種類を市内にある約40店舗のコンビニでも受け取ることができるようになった。「石田窓口が閉鎖しても近所のコンビニでサービスを受けられるので利便性は高まるはず。なかなか進まないマイナンバーカードの普及にも繋げたい」と市市民生活部は話す。
しかし、コンビニでサービスを受けるにはマイナンバーカードの取得が必要になることから、石田窓口の利用者の一人は「コンビニで受けとれるのは便利。ただカード交付の手続きは面倒」と困惑した様子で窓口を後にした。
同センター閉鎖に関する説明会が1月28日(日)、午後1時30分から2時30分まで成瀬コミュニティセンター(東成瀬26の1)で開催される。事前申し込み不要。 問い合わせは市市民生活部/【電話】0463・94・4711へ。
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