4月14日(土)に伊勢原市総合運動公園で打ち上げが予定される「第7回いせはら芸術花火大会」(柏木貞俊実行委員長)。いよいよ開催日まで1カ月を切り、打ち上げに向けた準備も進むが、開催費用に充てられる協賛金や募金が集まらず、3月13日現在で総額の約半分にとどまっている。スタッフ不足も深刻で、実行委員会は開催に向け最後の力を振り絞る。
いせはら芸術花火大会は「花火で子どもたちに夢と希望を与えたい」という市民有志の思いが集まり、2009年に第一回を開催。運営費は全て地元企業や市民などからの協賛金・募金で賄われ、名実ともに「市民の花火」として打ち上げられ、回を重ねるごとに市民にも定着してきた。
実行委員会では昨年11月に7回大会の開催を決定。実行委員会スタッフはこれまでの4カ月で花火店との交渉をはじめ、警察や消防との打ち合わせやプログラム作成、そして協賛金集めに奔走してきた。
全国でも資金難で花火大会の中止が相次いでおり、芸術花火の協賛金集めも厳しくなっているという。柏木実行委員長によると、現状で集まった協賛金は運営費の半分以下の約700万円。これまで同大会は資金不足等で開催見送りとなった年もあり、このままだと来年以降の開催が危ぶまれる状況だ。「市民の皆さま一人ひとりのお力が花火になります。ご協力お願いします」と柏木実行委員長。
協賛金・募金は
芸術花火への協賛金・募金の方法は、銀行振込と手渡しの2種類。振込先などは同大会のホームページ(http://isehara-fireworks.com/)を参照のこと。
清掃ボランティアスタッフ募集
実行委員会では花火終了後の15日(日)(順延の場合は翌16日(月))に行う会場の清掃作業を手伝ってくれるボランティアスタッフを募集している。同作業には昨年は山王中や成瀬中の生徒も参加してくれている。また当日のスタッフも募集中。
問い合わせは同実行委員会/【携帯電話】070・1184・0872まで。
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