三之宮の臨済宗能満寺(松本隆行住職)で150年ぶりに地蔵堂が再建されることになった。
松本住職によると、能満寺の地蔵堂は同寺敷地内にあったが明治維新の際に民有地にする必要があり取り壊された。これは同寺に残る資料にも残されているという。
今回再建されるのは、同寺の末寺で市内西富岡にあった松山寺を開基した堀江家の子孫である堀江瑞子氏から寄付の申し出があり実現した。
現在能満寺には、松山寺のご本尊と、台風で倒壊した三之宮村の地蔵菩薩の2体がまつられている。地蔵堂再建後は再び2体が元の地蔵堂にまつられる。
松本住職は「幕末の頃の寺の姿に戻したいと考えている中で、再建できることになりうれしく思う」と話した。今後整備に係る諸問題を解決し、再建に取り掛かる。
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