２０１４年に経済連携協定（ＥＰＡ）に基づき、市内で初めてベトナムから来日し三ノ宮の高齢者施設「泉心荘」で介護スタッフとして勤務してきたグエン・ティ・ボンさん。３月に目標にしてきた介護福祉士の国家試験に合格した。「書類の作成などこれまでとは違う仕事ができるようになった」と喜ぶ。
来日当初は言葉の壁などから「仕事」として介護をしていたというグエンさん。しかし４年間の勤務で、いつしか入居者を自分の祖父や祖母のように感じるようになったという。
「介護福祉士の国家試験に合格したので、この次は日本語能力試験で最も難しいレベル１の認定を目指したい。もっといろいろ話せるようになって分かりあいたいから」と笑顔で話した。
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