「第56回神奈川県高等学校総合体育大会」が5月12日から20日まで、川崎市の等々力競技場ほかで行われ、伊志田高校の高澤ゆうさん(3年)が走幅跳と三段跳で2冠を達成した。また田崎莉乃さん(2年)が走幅跳で4位に入賞。揃って関東大会への出場を決めた。
女子走幅跳5m66cm、女子三段跳11m69cmをマークし、初の2冠を獲得した高澤さんは「優勝できて嬉しい。ケガもあり、春からは記録も悪くベストとかけ離れた状態だった。順位を気にせずベストを狙って思いきり跳べた」と笑顔。また5m54cmを記録し、女子走幅跳で4位に入った田崎さんは「跳躍の強い伊志田高校。先輩の後を追っていけて嬉しい」と関東大会出場を喜んだ。
3年連続で関東大会に出場する伊志田高校。昨年は中村紗華さん(現・順天堂大1年)がインターハイ3位や国体三段跳で日本一に輝くなど、跳躍競技で公立高校としては異例の強さを見せる。現在、同校陸上部は1〜3年の男女合わせて31人で活動する。小枝友幸監督は「南関東は走幅跳も三段跳も激戦。2人にはインターハイ出場はもちろん、南関東での優勝チャンスもあります。この先はジャンプではなく助走がポイント。全国でも戦える体制を整えていきたい」と話した。
高澤さんは三段跳、田崎さんは走幅跳で残り数センチで全国選抜出場への標準記録を突破することができる。「今まで通りに練習をして本番に臨みたい」と高澤さん。「普段の生活に幅跳びを意識して過ごしていきたい」と田崎さんは話した。
関東大会(南関東地区)は6月15日(金)から群馬県前橋市の正田醤油スタジアム群馬で開催される。
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