雨岳文庫(上粕屋862の1)で2月10日、家族で昔ながらの味噌づくりを体験する催しが行われた=写真。
この日は40人の家族連れとスタッフ23人が参加。味噌づくりの説明を一通り聞いたあと、前日にスタッフが茹でておいた大豆を杵と臼でつぶし、米麹と塩、たね味噌、豆の煮汁(呉汁)を混ぜて味噌玉を作り、最後に樽に詰める作業を行った。
作業を終えた後参加者とスタッフはテーブルを囲み、一緒に焼きいもやお汁粉、スタッフ手作りのたくあん、佃煮、呉汁などに舌鼓を打っていた。
山口家当主の山口匡一さんは「昔ながらの製法はシニアの知識が必要。子どもたちも味噌づくりを通じて交流が出来て楽しそうだった」と話した。
雨岳文庫は山口家住宅とその敷地、およびそれらを含む2万点の歴史資料の総称。1988年に国の有形文化財に登録されている。
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