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公開日:2019.08.02

石田JVC
4年ぶりに全国へ
組織力で初優勝狙う

  • 全国大会出場を決めた石田JVC

 小学生の男子バレーボールチーム・石田ジュニアバレーボールクラブ(石田JVC/河野仁司監督)が、8月6日(火)から川崎市などを会場に始まる「かんぽ生命ドリームカップ 第39回全日本バレーボール小学生大会」に、神奈川県代表として出場する。同チームが全国大会に出場するのは4年ぶり7回目。

 6月に行われた神奈川県大会には、石田JVCをはじめ、29のクラブチームが出場。初戦、2試合目とストレートで勝ち上がり、その後も順調に決勝戦まで駒を進めた。

 決勝戦1セット目を勝利し、続く2セット目はミスから生まれた隙を突かれ17―21で落とした。キャプテンの関屋幸馬さん(6年)は「2セット目を落として焦ったが、自分が落ち着かなければだめだと思った。皆に『気を抜かずに行こう』と声をかけた」と話す。

 気を引き締めて迎えた3セット目。序盤はリードするも、終盤に追いつかれ再び1点を取り合う展開に。苦しい中、監督の「自分たちのプレーをしよう」との言葉を信じ、15―13と接戦を制して優勝を勝ち取った。河野監督は「最後までプレースタイルを崩さなかったのが勝因。選手たちは、一つのプレーの大切さを学んだのでは」と話す。関屋キャプテンは「全国に行けてうれしい。今は全国でどう戦うか、それだけを考えている。絶対優勝したい」と意気込む。

組織力が武器に

 石田JVCは、伊勢原市や平塚市、厚木市、茅ヶ崎市、寒川町などの小学生が在籍するバレーボールチーム。1999年に設立され、現在石田小学校を練習拠点に、小学1年生から6年生まで21人が活動している。

 同クラブの特徴は、パスとレシーブ力の正確さ。組織で守り、そこから攻撃につなげる戦い方で、全国大会で活躍してきた。同クラブは過去の同大会でベスト8が最高位。河野監督は「神奈川県勢も同大会ではベスト4が壁になっている。石田が県の歴史を塗り替えたい」と話した。

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