下糟屋地区の老人クラブ「遊友会」の会長を務める 亀井 一男さん 下糟屋在住 82歳
いきいき暮らせる地域に
○…下糟屋地区の高齢者の集まる場所を作り、地域を活性化したいと、新たな老人クラブ「遊友会」を昨年9月に発足。以来、初の催しとなる「新春の集い」を下糟屋公会堂で1月18日に開催した。「会員33人、ほぼ全員出席してくれた。これからいろいろなイベントを通して皆で活動していく、いいきっかけになった」と微笑む。
○…生まれも育ちも下糟屋。スポーツが好きで、中学では野球部に所属。足が速く、陸上の短距離で学校代表として地区大会に出場するなど運動に自信があった。「健康が一番。子どものころから健康の大切さを実感していた。小学校の時、健康優良児で県から表彰されたよ」と笑う。「世界を相手にする商社で働きたい」という夢の実現のため、早稲田実業へ。高3の時に父親が他界したため、地元に戻り伊勢原市農協に就職。農協では経済関係の部署を長年勤めた。成瀬支所勤務の30代、野球好きが高じて野球部を作り、自身もコーチ兼任選手として活動した。「皆で一つの目標を目指すチームスポーツが好きでね」
○…「高齢者が皆健康で、いきいきと暮らせる地域にしたい」との思いからクラブの立ち上げに奔走。自治会長に相談し回覧板などで参加を呼び掛けた。「活動内容を充実させて、皆が参加したいと思えるクラブにしたい」。今後は花見や果樹のもぎ取りなどを計画中だという。「やると決めたからにはやり抜く。負けず嫌いだから」
○…趣味はグラウンド・ゴルフ、音楽鑑賞、読書、スポーツ観戦。今は音楽を聴きながら農作業をするのが日課だ。グラウンド・ゴルフでは愛好会を結成し、会長を務める。「読書も好きで、特に経済関連の本が好き。勉強はずっと続けてるよ」と笑顔で話した。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|