県央地区8市(伊勢原市、秦野市、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市)からなる県央八市議会議長連絡協議会が1月30日、秦野市保健福祉センターで議員合同研修会を行った。同協議会では毎年、自治体の課題解決等に向け研修会を実施しており、今年度は秦野市議会議長の今井実氏が会長を務めているため、同市が会場となった。
当日は8市の議員約220人が参加。(公財)京都市環境保全活動推進協会の理事長であり、京都大学名誉教授の高月紘氏を講師に招き、「ごみ問題から地球環境問題へ」をテーマに講演が行われた。高月氏は、自身が描いたイラストを示しながら、家庭ごみやプラスチック問題、食品ロスなどについて説明。高月氏も関わる京都市での環境への取り組みも例に挙げながら「これからの環境対策は、市民と事業者が中心となって推進し、その取り組みを支えるのが行政の役割」と話した。その上で、ごみを作らない「リデュース」、再利用する「リユース」の2R型ライフスタイルを確立していくことが重要であると呼びかけた。
市議らはメモを取り、各自治体でできる活動を模索していた。
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